巡ってきている大運が、自分にとってあまり良いものじゃないときにどうしたらいいのか。
前回書いた、女優の松本若菜さんを例にして書いてみたいと思います。
まずは大運(たいうん)どおりの星をやってみる
前回の記事にも書いたのですが、松本若菜さんは27歳から36歳までの10年間、彼女にとって、あまりありがたくない大運・癸亥がめぐってきていました。
太陽の陽が差し込み、作物を育てやすいバランスの取れた「畑」に、冷たい雨が絶えず降り注ぐことで、作物が育てにくくなってしまっている、そんなイメージです。
じゃあそういうとき、どうしたらいいのか考えてみると、まずは大運の星をやってみることが一番かなと。
ありがたかろうが、そうじゃなかろうが、めぐってきているのだから消化する必要がありますからね。
「己丑」を日干支にもつ松本若菜さんにとって「癸亥」は、禄存星と天報星
(四柱推命で言えば、偏財と胎)
禄存星の活かし方の例⇒
・自分のことを覚えてもらう
・沢山の人と接する
・自分のことを好きになってもらう、魅力的な人だと思ってもらう
・接客業など人前に出るお仕事も〇
天報星の活かし方の例⇒
・気になることは色々とチャレンジしてみる
・1つのことのみにどっぷりつかるより、複数の物事を同時進行したり思うようにやってみて、そこから取捨選択をしていく
松本若菜さんは、出演作品一覧から推察してみるに、チャンスを逃さないように、ちょい役だろうと色んな作品に出て、スタッフや視聴者に顔を覚えてもらったり、経験値を溜めていたのではないでしょうか。
一つひとつの作品に真摯に向き合って、そこで1人でもファンを獲得できればオッケー!星通りです。
また、女優以外のお仕事で、うなぎ屋さんで「看板娘」になるくらい働いていたようで、これもまた大運の禄存星・天報星をいかせているように思います。
まずは、大運の星どおりに動いてみる。これは欠かせないことですね。
自分にとってありがたい五行(ごぎょう)のふるまいをする
大運通りに動くことと同じくらい大事なのは
自分にとってありがたい五行や、その五行が意味する星のふるまいをしてみること。と私は思います。
例えば松本若菜さんにとって、畑を温かくしてくれる太陽=丙火が一番ありがたいので、丙火っぽい行動をしてみることがオススメ。
その丙火は玉堂星になるので、玉堂星っぽいふるまいもGOOD、ということになります。
丙火っぽいふるまいの例⇒
・南国や南の地域の温かい場所に旅行に行く
・日光浴をする
・積極的に外出してみる
玉堂星のふるまいの例⇒
・母親や年上の人のアドバイスを素直に取り入れてみる
・今後に役立ちそうな習い事をしてみる
・古今東西、様々な作品を見聞きしたり、文化に触れてみる
前述したように、若菜さんは様々な作品に出演されています。
ぜひ、彼女のwikiの作品一覧を見てみてください。かなりの作品量ですから!
玉堂星は「枠」があると安心して力を発揮できるので、色んな映画やドラマに出ることで、自分なりの経験値を溜めて、
「ここの現場ではこうする」「こういう系統の作品ではこうふるまう」という、自分なりの指針ができると、より「玉堂星」の力を使えるようになります。
そして、こういった行動は結果的に自分を助けてくれるわけです。
簡単そうに見えて、実は難しい
松本若菜さんのインタビューや、Aスタジオ+などのテレビ番組で見聞きしたことで、私がそう思っただけなのですが、癸亥/禄存星・天報星という大運をうまくいかせてたのではないでしょうか。
なんか簡単そうだな~って思いました?
ありがたくない大運が来てたのだから、もっと大変なことかと思いきや、そんなことでいいの?別に大したことないな🤔って思いました?
確かにそうなのですが…
渦中の大運にいるときは、その行動が正解かどうか分からないし
若菜さんにしてみたら、ちょい役には出たくない、自分のことを認めてくれる作品にだけ出たい!と思っていたかもしれないし、女優以外のバイトも実はやりたくないと思っていた時期があるかもしれません。
どれだけ頑張っても「結果が出ている」という実感は得にくいでしょうから、心が折れることも多々あったはず。
それでも諦めずに、一つひとつのお仕事を丁寧にされた結果が「今」につながっているのではないかな~と思いました。本当にすごいことだと、心から思います。
まずは大運通りにやってみる。
そして自分にとってありがたい五行やその星のふるまいをしてみる。
自分の大運や、ありがたい五行・星が分かっている場合は、ぜひ、やってみてくださいね。
それでは😉