兄弟や姉妹は、最も身近なライバル。
そこに「兄弟や姉妹で同じ日干」が加わると、ライバル意識はさらに高まりやすいです。
2人の年齢が近く、同じ習い事や競技をしている場合はなおさら。
そんな子どもたちのお父さん、お母さんに注意してほしいことが、こちら。
子どもたちは放っておいても相手を意識するので、親は必要以上に「ライバル意識」に火をつけないようください😊
同じ日干同士は「貫索星」の関係を生む
同じ日干同士というのは、例えば
- 姉も妹も「甲」
- 兄も弟も「庚」
- 姉も弟も「癸」 といった感じ
同じ日干だと「貫索星」という星の特徴が、2人の間で出やすくなります。
(四柱推命では「比肩」)
貫索星は、職人気質で、人と群れずにコツコツと目標に向かって頑張れるし、自分も相手も尊重して、いざとなったら助けあえるような関係性を築けるかっこいい星✨
なのですが。
まだ子供だったり、必要以上に周りからの圧がかかったりすると、その星の良さを活かしにくくなっちゃうのです。
さらに、マイナスに出てしまうと
ライバル意識をメラメラ燃やして、相手の成功を喜べなかったり、相手がズルいと思っちゃったり、足を引っ張るようなことをわざとしたり、できない自分が無能のように感じたり…
ということも。
親まで干渉すると…浅田姉妹の例
ライバル意識を持ちやすい兄弟に、親の圧が加わると、兄弟(姉妹)の関係もギクシャクしやすくなりますよね。
フィギュアスケートで国民的人気を誇る浅田真央さんと、タレントの姉・舞さん。
2人は日干が同じ「癸」
舞さんは、妹・真央さんへの嫉妬心と、両親の関心が完全に真央さんへ向いてしまったことで、一時期荒れて、大変な時期を過ごしていたと、番組で仰っていました。
大なり小なり、兄弟・姉妹感ではこういうことが起きると思いますが、同じ日干だと、より顕著に出やすいと、私は思います。
私も姉妹で同じ日干なので、常に競ってしまう感、分かります…
同じ日干の兄弟・姉妹の親ができること
兄弟・姉妹で日干が同じ場合、親にできることは「ライバル意識をあおらない」こと。
わざわざ言わなくても、お互いのことを、意識しているから。
「頑張らないと、弟に負けちゃうよ、お兄ちゃんなのにカッコ悪いよ」とか
「お兄ちゃんがあなたの年齢には、もうこんなことできてたよ」とか、そんなこと言う必要ないってことです。
占星術とは関係ないですが、児童精神科医・佐々木正美さんの言葉で終わりにしたいと思います😊
ほめすぎない、がっかりしないことは、兄弟姉妹がいるといっそう大切です。よくできる子をほめすぎる、できない子にがっかりする。
そうると、子どもの中に質の悪い優越感、質の悪い劣等感を植えつけることになってしまうのです。
できたことを「よかったね」とほめるのはいいですが、できない子が卑屈になるようなおおげさなほめ方はしないようにと、意識されるといいと思います。
「この子はこの子のままでいいと思える本 佐々木正美」
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